埼玉県鴻巣市 むつみ行政書士事務所
車庫証明・自動車名義変更・出張封印
建設業許可申請・産業廃棄物収集運搬許可申請
自賠責の請求・示談書作成・内容証明郵便の作成などの業務

自分で出来る車検!

一般的に車検は
業者(車屋さん)にやってもらうもの!
との認識が強いと思いますが、
実際は本人がやるのが原則なのです。

時間や技術の関係上、自分で出来ないので、
委任状を出して代理でやってもらうワケです。

整備のほうは出来ない方も多いと思いますが、
後整備ということも可能なので、
実は、まず車検を通して、その後整備するという
ことも出来るのです。

新車で買った車などは、3年後に車検が来ますが
ほとんど整備しなくても車検は通ります。

車検を通してから法定点検を受けても
いいワケです。

まず、自賠責保険は保険代理店なので、自分で発行。
これで1600円の代理店手数料が入るので、
実質上1600円安くあがる。
保険料は22470円なり。


そして、自動車重量税です。
田中角栄が発案したというこの税金は、500Kgあたり6,300円/1年の
税金が取られる代物です。

私の車は1090Kgなので1500kgと同じ扱いで6,300円×3×2年=37,800円なり。

あと90kgすくなければ安かったのに・・・と思おうがどうにもならない。

検査料が1700円
OCRの用紙が25円

合計61,995円かかりました。
(しかし、業者に頼めば、多分代書代と
代行料込みで70,000円以上取られるでしょう。)

これらのお金を払っていざ検査!!

大宮の陸運局で検査したのですが、結構混んでます。

3番・6番が小型のレーンなのでレーンに車を入れて順番待ちをします。

隣にはパトカーがいます。
なるほど、警察の車といえどもナンバーを取らないと
いけないわけですねぇ。
「こいつに捕まらないようにしないといけないな」
などとくだらないことを考えて待っていると
若い検査官がきて、
「はいウィンドウォッシャーだして、ワイパー動かして、
左に方向指示器だして、クラクションならして、・・・」と
次々に指示を出してきます。
それに対し私は、もたもたしていたので、
すぐにビギナーだと悟られてしまいました。

「初めてですか?」といわれたので
「はい」と答えると
「じゃあこれからはハザードをして進んでっ!」といわれました。

周りはすべて業者なので手馴れたものです。
ビギナーのハザード野郎は自分ひとりのようです・・・。
軽い屈辱感を感じながら進むと
年配の検査官が
「はじめてかい?」とフレンドリーな感じで話しかけてきました。

やはり「はい」と答えると、
「(手順について)見学はしてきたの?」と聞かれたので、
していませんでしたが、
(していないと言うとめんどくさいことになりそうだったので)
「ええ」とウソを付きました。


前の人のやっていることを見よう見まねで何とかなると
思っていましたが、
ローラーの上にタイヤをのせ
スピードメーターで40km/hまでアクセルを踏み
40Km/hでパッシングしてといわれて
あたふたしてしまいました。

また、サイドブレーキは死ぬほど引かないと反応してくれず、
戻すのに苦労しました。
結局、ライトの光軸がずれているとのことで
ライトのみ再検査。

本日中なら何度でも受けられるので、
近くのテスター屋でライトの調整をしてもらい
(1260円)
無事検査終了。

新しい車検証を交付してもらいはじめてのユーザー車検は
終わりました。

いままでなんとも思っていなかった車検証が
妙に愛おしく感じられました。

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